バイリンガル&トリリンガル教育あれこれ 〜語学苦手ママの体験記〜

英語苦手ママが、バイリンガル&トリリンガル子育て体験をシェアします!

東洋の言語と西洋の言語のバイリンガルになる意味

バイリンガルといっても、何と何のバイリンガルかによって、その奥深さは違ってくると私は思うのです。

英語とフランス語などの西洋同士の言語や、日本語と韓国語などの東洋同士の言語は、ある程度同じ思想がバックグラウンドにあるかと思います。
 
しかし、英語と日本語は、西洋の言語と東洋の言語という組み合わせ。息子を見る限り、その二つのバイリンガルになると、バクっとですが、西洋文化と東洋文化を並行的に体感できる様です。
 
息子は2ヶ月間だけ日本の公立小学校に通いましたが、入学式には私も参列して、学校や文部省の指針につて、校長先生のお話を拝聴しました。
 
その後カナダの公立小学校に入学しましたが、学校の教育方針は日本のそれとは全く違うものでした。
 
何よりも「和」を大切にする日本の道徳観。「個」を大切にするカナダの道徳観。
どちらも大切なものだし、強いて言うならば、そのバランスがとても大切なのだと、私は思うのです。
 
日本語と英語のバイリンガルになると、「和」という概念と「個」という概念を同時に持つことができます。
 
日本語と英語のバイリンガルには、そんな深い意味が隠されている様な気がしています。